2024年10月28日、からすま京都ホテルにて、令和6年度第2回経営体験発表例会を開催し、塾生35名+オブザーバー2名の合計37名にご参加いただきました。
発表者の株式会社奥城崎 代表取締役会長 岩井美晴塾生より、「大改修していたら会社はなかった 稲盛塾長への感謝と我が経営」というテーマで経営体験を発表していただきました。
例会は吉川代表世話人の開会のあいさつから始まり、吉川代表と岩井塾生の過去のエピソードも交えた和やかな雰囲気の中で進行しました。
岩井塾生は、以前の塾長例会における経営問答で、稲盛塾長からの厳しい教えやご指摘を受け、当初予定していた設備投資計画を様々な角度から見直し、工夫を重ねられ、パッチワークにて経営を進めてこられた体験についてお話しくださいました。不況の中でも塾長の教えを愚直に実践し、リーダーとしての資質や果たすべき役割、経営十二カ条や不況時に心すべきことなど、旅館業界における実践例を交えながら、幸福感の感じられる職場づくりとそれが生み出す良い仕事についても語ってくださいました。リーダーシップと企業理念を織り交ぜた明快で示唆に富む内容で、塾生にとって大変学びの多い発表となりました。
ディスカッションや質疑応答の時間では、岩井塾生への様々な質問が寄せられ、具体的な経営実践の理解がさらに深まりました。
最後に、米澤世話人より岩井塾生への謝辞をもって経営体験発表例会は閉会し、その後懇親会へと移りました。懇親会では岩井塾生への質問や相談が活発に交わされ、新入塾生とベテラン塾生の交流も進み、稲盛哲学をより深く学ぶ場となりました。
岩井塾生、ご参加の皆様、ありがとうございました。次回は11月23日に第3回圓福寺講師例会が開催されますので、皆さまぜひご参加ください。