京都経営塾 – 経営の王道を共に学ぶ

新着情報

更新:2025年07月22日

令和7年度宿泊例会 開催報告

いよいよ始まる宿泊例会

7月11日(金)・12日(土)、エクシブ八瀬離宮にて宿泊例会を開催しました。
総勢40名の参加塾生は、いつもの勉強会とは違う、厳かな雰囲気の中で経営体験発表例会に臨みました。
会場は不思議な高揚感に包まれ、自身の経営の糧にしたいという大きな期待を胸に、塾生全員が真剣な眼差しで発表者の声に耳を傾けていました。

実践を繰り返す日々

1日目は、市原さん(税理士法人市原会計 代表社員税理士)による経営体験発表が行われました。
市原さんは「経営者の器以上に、会社は成長しない」という哲学のもと、社内でさまざまな取り組みを実践。
リーダー社員の育成や、経営革新に向けた組織づくりに尽力され、その一つひとつの行動が市原さん自身の学びとなり、会社の成長へと繋がっていきました。
また、「考えよ」という言葉を大切にされ、会計や税務を飛び越えた、顧客ファーストの提案を実践されています。
「京都南部から経済を盛り上げていきたい」という強い意志が漲る、素晴らしい発表でした。

経営課題を真剣に議論

2日目は、リアルな経営課題に対して「自分ならどう行動するか」を改めて見つめ直し、議論し合う経営問答勉強会が行われました。
3名の塾生が「人材育成」「事業承継」「会社の成長」をテーマに、自社の経営課題を交えて発表。
その課題を自分ごととして捉え、ひとりひとりが真剣に議論し合い、全員で課題解決策を共有しました。
若手経営者の悩みに寄り添い、励まし合う先輩経営者の姿や、会社をバトンタッチする側・される側、それぞれの立場からの想いや葛藤を赤裸々に語り合う場が、そこにはありました。

学びと実践

1日目の例会後は、懇親会(コンパ)や2次会、3次会と、時間を忘れるほど経営談義が盛り上がりました。
経営者同士が、稲盛経営哲学をベースに議論を重ね、それぞれの考えや想い、実践を踏まえた会話が繰り広げられました。
学びと実践が入り混じる、非常に豊かな時間となりました。

真剣に経営と向き合う中で、さまざまな課題に直面しますが、どのように向き合うかが何より大切です。
その実践こそが、稲盛経営哲学の要諦である「心を高める 経営を伸ばす」へと繋がっていきます。
明日からの「実践」に、大きな弾みがつきました。

前向きな経営を

「経営者は孤独」と言われることがありますが、京都経営塾には、ともに学び、ともに悩み、ともに実践する仲間がいます。
ひとりでは抱えきれない、答えの出ない課題に対して、寄り添いながら解決へ導いてくれる仲間がいます。

ともに学び、ともに実践したいとお考えの方。
経営のことで悩んでおられる方。
私たちと一緒に、経営という荒波を乗り越えていきましょう。

(作成者:長村善和)