2021年11月25日18時30分より、「第1回経営体験発表例会」を京都経済センターにて開催いたしました。
コロナ禍により、本年初めてのリアル開催となりましたが、
検温や、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保などの対策を行い、42名の塾生にお集まりいただきました。
今回は吉川昇一塾生にご登壇いただき「一社員から始まった稲盛哲学の学び 塾⻑の教えに⽀えられた事業の承継」というテーマで経営体験発表をしていただきました。
前半には、大学を中退されてから先代社長と出会い、入社されるまでの過程と、営業成績ダントツの“粗削り“だった過去を赤裸々にお話ししてくださいました。吉川塾生は、稲盛氏の著書「生き方」との出会いで、大きな転機を迎えられます。
その後、「人としていかにあるべきか」と自問自答されながら、事業再建に尽力されました。一社員の“会社のため、仲間のため”という行動から、会社が劇的に変わっていき、経営を引き継がれるまでの経緯に、多くの参加者が心を打たれました。
発表後には、グループディスカッションと質疑応答を行いました。これまで、リモートでの勉強会を中心に、ディスカッションの強化にこだわってきた成果もあり、大変白熱した雰囲気が会場を包みました。
さいごになりますが、例会の冒頭では森代表世話人より来年度の活動方針をお話しいただいております。コロナは収束せず、いまだ先の見えないまま京都経営塾は3年目を迎えます。「稲盛経営哲学を繰り返し学び、血肉化と実践、従業員と共有に努め、塾生全員の会社を立派なものにしていく」を軸とし、世話人一同一生懸命に運営してまいります。