2022年4月25日18時より、第1回稲盛デジタル図書館勉強会を開催いたしました。
開催方法はオンライン、28名の塾生にご参加いただき、中身の濃い勉強会となりました。

第一部では、塾長による経営12ヶ条についての紐解きの講話の中から、第2条の「具体的な目標を立てる」のパートを全員で視聴いたしました。
売上、仕入、粗利、経費、経常利益など、細部にまで具体的な目標を立てること、また同時に、従業員に対して「日本一になる」、「世界一になる」という夢を語り続けることが重要だということを改めて学びました。
塾長は、京セラを創業して以来、ずっと一年間だけの経営計画を立ててきたとおっしゃっています。
そして、「今日一日を一生懸命に働くことによって明日が見えてくる。今月を一生懸命働くことで来月が見えてくる、今年一年を一生懸命働くことによって来年が見えてくる、そうやって懸命に努力を重ねてきました。」と続けられました。

経営12ヶ条は、京セラやＫＤＤＩの経営、そして日本航空の再建を通じて実証された「経営の要諦」だと思います。

第二部のグループディスカッションでは、それぞれの企業における目標の立て方や、従業員との共有、その他、グループによって様々な課題が議論されたようです。
目標の従業員との共有については、掲げた目標が、従業員の「思い」そのものとなれば、決して諦めることなく必死に努力することができるのだと思いを新たにしました。
塾長の教えを真剣に一生懸命取り組まれているソウルメイトとのこのディスカッションの時間は、最も大切な実学の場だと思います。

そして、リアル開催にはリアルの良さがあるように、オンラインには集中して意見交換できるというオンラインならではの良さがあることを改めて感じました。

有り難うございました。(吉川昇一)