京都経営塾 – 経営の王道を共に学ぶ

新着情報

更新:2025年11月26日

令和7年度第5回経営体験発表例会 開催報告

■今年最後の経営体験発表

9月25日(木)、からすま京都ホテルにて「令和7年度第5回経営体験発表例会」を開催しました。
塾生42名、オブザーバー参加者4名、合計46名が集まりました。

今回の発表者は、株式会社ヤマサン 代表取締役社長・大秦哲兵さんです。
「後継者として事業の目的・意義を明確にすること」をテーマに、お話しいただきました。

■「隠れた逸品」にフォーカス

大秦さんは、お父様の会社を引き継がれた後、「日本の食文化をお客様に伝えること」をコンセプトに掲げ、日本全国の「隠れた逸品」にフォーカス。
海外EC事業へと経営の主軸を切り替え、入塾から数年で会社を大きく成長させてこられました。

また、京都経営塾への入塾をきっかけに、年度方針発表会や社内勉強会に積極的に取り組まれていること、さらには事業承継時から現在に至るまでの波乱万丈な変遷についても、お話を伺うことができました。

■稲盛経営12か条の実践

会社をより良くするために、大秦さんがまず取り組まれたのは、稲盛経営12か条の第1条「事業の目的、意義を明確にする」でした。
会社のためではなく、人のために働くと決めることで、進むべき道が明確になり、社員とともに成長できる会社になる――その実践を交え、哲学を社内に落とし込む重要性を語っていただきました。

さらに、第2条「具体的な目標を立てる」にも着手され、2045年までの大きな目標を掲げられました。

■何のために経営しているのか

「何のために経営しているのか」という根幹となる考え方を確立することで、経営判断や意思決定に迷いがなくなり、社員とともに会社を良くしていける。
稲盛哲学の実践こそが、会社を成長させるために必要なことであると、改めて実感しました。

発表後の質疑応答では、さまざまな質問に対して真摯に、かつ丁寧にご回答される大秦さんの姿が印象的でした。
その一つ一つの言葉から、経営者としての哲学や考え方が感じられ、学びを糧に明日からの実践に弾みがつく、そんな雰囲気に包まれました。

■会社は経営者の器次第

「会社は経営者の器次第」とよく言われます。
大秦さんは稲盛哲学に触れ、実際に行動へと移されたことで、器を広げられ、その結果、会社を大きくされました。
その行動力に感化され、私自身も稲盛哲学を愚直に実践し、より良い会社づくりを目指したいと強く感じました。

経営の原点をともに学び、実践する場が、ここにあります。
ぜひ一度、例会に体験入塾してみてください。

次回は11月15日(土)、達磨堂円福寺にて老師をお招きした講師例会を予定しています。
写経も体験できる貴重な機会ですので、奮ってご参加くださいませ。

(文責:長村善和)