2024年12月20日、京都経済センターにて、令和6年度第3回講師例会を2部制の形式で開催しました。当日は、第1部に31名、第2部に34名の塾生がご参加くださいました。
第1部では、「若きエンジニア時代の稲盛塾長」というテーマのもと、元京セラ社員であり、稲盛ライブラリー責任者や人材開発部教育企画部責任者などを歴任され、現在は木谷マインドフル経営コンサルティング代表としてご活躍中の木谷重幸様にご登壇いただきました。
松風工業の若きエンジニア時代、京セラ創業、そしてスタートアップ期における稲盛塾長のリアルな実像について、貴重なお話を伺いました。また、以下のテーマを基にしたグループディスカッションも実施しました。
「仕事や人生でうまくいかないとき、どのように苦境を脱するか?」
「新規事業を立ち上げるために大事なことは?」
これを通じて、稲盛塾長の根底にある考え方や判断基準について深く学ぶとともに、塾生自身の考え方を見つめ直す有意義な時間となりました。
第2部では、「シンプルに、愚直に、アメーバという舞台装置」というテーマで、元京セラ社員であり、KCCSマネジメントコンサルティング株式会社常務取締役などを歴任され、現在はモーニン
山下様からは、京セラ内でのアメーバ経営の導入・運用に携わった経験や、コンサルティングを通じた実践的なヒントについて、丁寧にお話しいただきました。特に「全員参加の経営とは」「組織とは」「判断とは」を言葉ではなくイメージとして社員に共有するというお話は、とても印象的でした。
例会後には、ホテルモントレ京都にて「望年会」を開催しました。
木谷様と山下様にもご参加いただき、質疑応答を通じてさらに理解を深めることができ、とても有意義な時間となりました。
今回の例会をもって、京都経営塾の今年度の活動はすべて終了いたしました。
来年度の例会や勉強会にも、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
塾生の皆様、今年1年のご支援とご協力、誠にありがとうございました。
(作成者:長村善和)