2021年5月28日18時より、「第3回稲盛デジタル図書館勉強会」をオンライン開催いたしました。
当初の年間活動計画では会場での経営体験発表例会を予定しておりましたが、緊急事態宣言下であることを鑑み、スケジュールの変更となりました。
今回は勉強会に35名、その後のディスカッションには32名の方にご参加をいただき、『経営問答シリーズ №4 企業を発展に導く営業哲学とは、また営業の人格と能力について』を題材に稲盛哲学の学びを共にすることができました。
塾長は問答の中で、発展を遂げた企業というものは情熱的な営業力だけではなく、必ずと言っていいほど素晴らしい技術やサービスを兼ね持っているもので、私たち塾生にも、素晴らしい成長を遂げるためには、誰にも負けない不断の努力と、人一倍の創意工夫をしなければならない。また、営業成績は飛び抜けているが、とかく個性が強くフィロソフィの学びを軽視する営業社員にこそ、一生懸命フィロソフィを説いてリーダーに育てあげていくことが企業の発展につながるとお話しされています。
視聴時間23分と短めの講話ではありましたが、深沈重厚な塾長の本気の問答に圧倒されました。
多くの企業に当てはまる身近なテーマであったことから、グループディスカッションは大変盛り上がり、また先回から勉強会の最後に各グループでのディスカッションの内容を全体共有する時間を設け、他のグループでの話題も聞き知ることができるようになりました。
ご参加いただきました塾生の中には、事前にタイトル講話を視聴してから勉強会に臨んでおられる方も多く、運営側だけではなく、回を重ねるごとに塾生の皆さんそれぞれのオンライン勉強会への向き合い方も意識が高まっています。
今回も入塾をご検討されている方のオブザーバー参加があり、稲盛哲学を真摯に学ぶ姿勢、ソウルメイト同士が忌憚なく本気で経営について議論し合うこの強烈な磁場に、とても良い刺激をいただいたと嬉しいご感想もいただいております。
緊急事態宣言は再延長となりましたが、これが最後の延長となり、一日も早く塾生の皆様が対面で語らい、学び合える日が来ることを切に願います。