活動報告

2024年3月19日 第1回分科会IDL「経営問答」勉強会

2024年3月19日(火)18時15分から、京都経済センターの3階F室にて「令和6年度 第1回IDL経営問答勉強会」を開催しました。当日は塾生塾生23名とオブザーバー6名の合計29名が参加しました。

今年度最初の開催にあたり都築代表が挨拶を行い、「久しぶりのオブザーバー参加での勉強会開催、IDLが塾長の生の声を聞ける貴重な学びの場であること、そして参加者同士のディスカッションを通じての気づきや学びの深化、自社経営への活用」の重要性を強調し勉強会がスタートしました。

今回のIDL経営問答No.1「社員のやる気を引き出す」とNo.4「企業経営を発展に導く営業哲学とは、また営業の人格と能力について」の経営問答を全員で視聴し、オブザーバーも含め、参加者は5つのグループに分かれ、グループディスカッションと全体共有の時間を持ちました。

各グループともディスカッションの時間は過去の体験談や現在取り組んでいること、今後強化していきたいことについて活発に意見交換がされていたのが印象的でした。

経営問答No.1のテーマでは、「自社の存在理由」「仕事の必要理由」についてディスカッションをしていただき、下記のような意見が挙がっていました。

  • 自社(自分たち)の仕事は、お客様にどれだけ役に立っているか(喜んでいただけている)を明確にすることは大切だと分かっていたが、自分の発信力の甘さを感じた。
  • 物を運んでいるだけでは売れなくて、商品に人間力・魂を込めなければならない。
  • 仕事の意義を感じてもらうために成果に対して携わったスタッフにしっかり感謝を伝える。
  • 仕事への大義名分としてはお客様が求められているものを考えて価値を作り出すこと。
  • なぜ、この仕事をするのか?という問いかけを継続的に行う必要がある
  • 衛生管理、5S、HACCP、ISOなどのツールを利用しての動機付けも有効

経営問答No.4のテーマはフリーで経営問答の中で特に印象に残ったことについてディスカッションしていただき、下記のような意見が挙がっていました。

  • ダメな事をはっきりと「ダメだ!」と言い切れる人には、根底に深い愛がある
  • 信頼していただかないと、仕事はもらえない
  • 足りないところは今まで自身のパッションで乗り越えてきたが、これからは個々の個性を生かして仕事をしていくのが良いと感じた。
  • 営業への教え方、創意工夫を毎日考えて得意不得意をヒアリングして、考えを伝えていき仕事していきます。
  • 私たちは、何を売っているのか?を全員で考える
  • 「断られてからが始まり」できないと言わず、困った時はフィロソフィに立ち返る

一部抜粋ですが、以上です。

塾長の動画からも学びがたくさんありますが、同じ動画を視聴しても経験や世代、業種、価値観、考え方が違うそれぞれの塾生のお話を聴けることがこの勉強会で共に学ぶ良さだと改めて実感できました。

また、今回オブザーバーでご参加いただいた皆様お一人ずつにも感想を発表していただきましたが「塾長の生の声を聴けることが嬉しい。」「普段は自社の社長からお話を聞いているが、こうして沢山の方の考えや意見を聞けるのが新鮮で学びになりました」「このような機会があれば今後も参加したい」などのお声を聴くことができました。

閉会の挨拶で、吉川代表世話人が、「参加された方がど真剣に塾長の経営問答を視聴し、本音で話し合う姿を見れて勉強会が貴重な学びの場であると改めて実感できた。この輪を更に広げて活性化し自社の経営に活かしていきましょう」とお話をされていました。

次回は9月に分科会が予定されています。吉川代表のお話にもありましたが、参加される方が増えることで勉強会も活性化され、学び・気づきが増え経営を伸ばすことにも繋がります。是非次回分科会のご参加よろしくお願いします。

ご参会いただいた29名の皆様ありがとうございました。

作成者:大秦哲兵


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