活動報告

2024年8月23日 開催 第2回分科会IDL「経営問答」勉強会(活動報告)

2024年8月23日(金)18時15分から、「2024年度 第2回IDL経営問答勉強会」を京都経済センターにて開催しました。当日は、塾生に加えて、入塾を検討されている方や塾生企業の幹部などのオブザーバーも含め、20名が参加しました。

今年度2回目の開催にあたって、都築代表世話人から、「当勉強会は、京都経営塾として塾生が増える中で、塾長の声を直接聞ける貴重な場であり、さらに、参加者同士のディスカッションを通じて、気づきや学びを深堀りし、自社経営に活用できる機会となる」との開会挨拶でスタートしました。

   今回は、IDL経営問答No.3「やりがいや充実感を持てる会社をどのように築くか」と、No.13「社員の心をつかむ人材育成、伸びる企業の社風、経営者の時間管理について」を全員で視聴し、その後、5つのグループに分かれ、グループディスカッションと全体共有を行いました。各グループでは、視聴から得た感想や、自身の体験談、現在取り組んでいること、今後強化していきたいことなどについて、時間が足りないほど活発にディスカッションが行われたのが印象的でした。 

   経営問答No.3のテーマについては、「現場の意見を反映させて経営への参画意識を持たせつつ、経営者は先頭に立ってみんなを率いることが求められる」との講話を受けて、

・トップダウンだけでなく、ボトムアップも意識したい 
・各リーダーに事業計画を企画してもらうことで経営参画を促したい
・ 失敗や異論があったとしても、代表自らビジョンを語ることが大事
・理想論だけではなく、一緒に汗を流すことが大事
・社員に対して適切なフィードバックをすることが大事

といった意見が出されました。経営問答No.13のテーマでは、「経営者自らが現場に精通し、利益を上げる」ことの重要性が説かれており、

・現場から距離を置いてしまっていたが、利益は現場にあることにハッとさせられた
・理念や社風ばかりを優先して、理想論に留まっていた
・ 時には現場に出て指示を出すことも重要だが、その指示が正しいものであるためには、もっと仕事に精通する必要性を感じた
・代表になってから現場を知っても遅くはない、むしろ全体像がつかめるはず
・理想論の前に、実学として実践すべきことがあると学んだ 

といった声が挙がりました。  

閉会にあたって、吉川代表世話人から、「塾長の経営問答の視聴を通じて、ソウルメイトとして本音で話し合う機会は本当に貴重な学びの場であると同時に、自身も多くの反省を振り返ることができた。明日は塾長の2回目の命日でもあるので、今後とも学びを深めて自社経営に活かしていきましょう」との挨拶がありました。その後の懇親会でも、立場、世代、業種を越えての本音の意見交換が行われ、さらに学びが深まりました。次回の勉強会も楽しみにしています。  

作成者:市原鉄平


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